2006-04-10

ビットシンク

ビットシンク(正しくはBit Frame SyncかSymbol Frame Syncかも)は、変調された信号を変調速度に合わせて(同期)1か0(多値の場合には1以外もあるが)を検出することである。 これをソフトウエアで実装するのはどうすればいいのかということが書いてある文章がほとんど見つからなかったのだが、ハードウエア的にはだいたい次のようになるらしい。 まずは、信号処理で比較をして、結果が1か0になる(デジタル的になる)。0→1もしくは1→0のタイミングを検出して、そこから変調速度に合わせたクロックと同期をさせる。場合によっては、0→1と1→0の両方(順番はどちらでもよい)を検出してから同期を取る場合もあるらしい。 同期が開始されると、クロックが上がるときもしくは下がるときに1か0かどちらかであるかをチェックする。ただし、信号処理でどちらかともつかない信号が来た場合には、同期を中断して最初の状態になり1か0から状態が変わるのを待つようにする。 といった感じになるようだ、ソフトウエアでもおおかた同じようにすればよさそうである。ただ、このままだと最初の信号が不安定な時は同期に失敗するので、パケットのように最初のピットパターンだけで同期を取るような場合には、もうちょっと工夫しないと、デコードの能力はあまり高くならないかもしれない。

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